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小人鳥の庭

  • 執筆者の写真: 如月六日
    如月六日
  • 2018年10月8日
  • 読了時間: 3分

蒼い人形展2018

開催期間 2018年10月7日(日)~14日(日) 12:00~19:00(最終日は18:00まで)

開催場所 京都ライト商會 三条店

〒604-8036 京都市中京区寺町三条下ル一筋目東入ル

如月六日 作

caption「小人鳥の庭(小文付き)」

caption「小人鳥」

--------真珠色の輝きが色褪せた小人鳥にはその庭が  

とろりとした乳白色の暖かで静かな姿をして見えました-------

小文一節より(文:如月六日)

京都で開催される蒼い人形展にて展示致します。

やっと「これで」と思えるところまで来る事ができたかなと思っております。

この作品中には背景となる小文がついていて(↑画像右下の額中)これができるまでにとても難儀しました...最初はちょっとした短編小説?のようなもができ、そこから抜出し、圧縮してできるだけ短かくして...どうにかこうにか書き上げたものです。

何しろ文才もなければ小説を書くような心得もないので拙文ではあるのですが、作品を見ながらこちらの小文を読んで、少しばかり愉しんでいただけたら嬉しいです。

大球体関節人形展では旅の途中だった小人鳥も今回は間に合いました、小さいので見逃してしまいそうですが気づいた時には愛でていただけますと幸いです。

出展ブースにはフォトアルバムも置いてあります(写真販売あり)

アルバムの後ろの方に感想用メモをスクラップしてありますので、お時間があります方には書き込みをいただけますととても嬉しいです。

芳名帳をとも考えたのですが色々な個人情報的なものも気になるこの頃ですので、お名前の書き込みもnicknameなどで構いません。でもこんなメモじゃもの足りない!というステキなお方はこのHPのProfile and Contactからmailを送ってくださいませ、お返事を返信させていただきます(居ないと思いますが一応)

それから、蒼い人形展には何とかわたしも物販をーと思っていたので(展示会では皆さんきちんと何かしら用意があって驚愕&猛省)頑張って夜なべしながら作った「跳ねるおててブローチ」です。

素手でスッキプしてる子供の手をイメージして造形しました、スキップというと足でするものだろうというところですが、手で飛び跳ねてる感。2色を4点とサンプルで1点です。

手染めした染め花やアンティークレースでおめかししています。ブローチなのでおでかけなどのお供に誘って、お好きなところにつけてあげてください。専用の手作り匣入りです。

一部分的ではありますが、ヒトガタに親しむことへ寄り添えると良いと思っております。できればどなたかに気に入っていただけて、おでかけなどのお供となれますように。

(コーティングはしてありますが、おててはモデリングキャスト製ですので陶器程度の強度はあるものの、過度な水濡れにはご注意ください)

大球体関節人形展に引き続き、蒼い人形展の展示に出展して会場へも伺うことができて、作者の皆さんのお話も聞くことができました。

作ることへの情熱や人形に対する愛情、真摯に取り組む姿勢、様々な技術に見識、、感動してばかりの時間でした。運営されている方々の思いなどにも触れ、出展する機会を作ってくださっていることにも本当に感謝するばかりです、ありがとうございます。

わたしもこれからまだまだ努力を積み重ねて、作りあげることでお返ししていけたらと思っております。

わたしは何故、人形を作ろうと、また作りたいと思うのか...

未だにわかりません、もしかするとずっとわからないのかも知れません。

この頃はそういうものであり、そういうことなんだろうと思っています。

尽きる事のない疑問と共に。

如月六日 拝


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